【実話】キャロル『ラスト・チャンス』と私の昭和ロック考察|永ちゃんと父の記憶

歌ってみた語ってみた

キャロル /『ラスト・チャンス』

以前、『矢沢永吉・福岡コンサートを台風でも決行!』の記事を見た。
『矢沢永吉』といえば、不動の地位を確立している日本のロック・ミュージシャンである。

私の母は、完全なるフォークソング人間。
私もそちら側の人間かと聞かれれば、そんなことも無い。
父の車の中で聞くロックに、ノリノリの子どもだった。

父は、何か尋ねれば何でも答えてくれるが、曲に対して自ら語る人ではない。
そんな私は『永ちゃん』を書くには役不足。

ロックの神に怒られかねないので、今日は「キャロル」の思い出を書いてみようと思う。

♪ 君は、ファンキー・モンキー・ベイべー!!♬

この曲こそ、キャロル最大のヒット曲である。
ファンキーという言葉を確立させたジョニー大倉。
彼もこのロックバンド:キャロルのメンバーの1人である。

『ファンキー』とは、ファンクミュージック。
16ビートをベースにリズムを繰り返す、高揚感とノリを重視したアフリカ系アメリカ人のブラック・ミュージックを指す。

『モンキー』はどこからきたか、知らないが‥

『キャロル』は、永ちゃんが「ビートルズとロックンロール好きなヤツ求む!」という呼びかけで集まったメンバーである。

私の好きなビートルズの曲に『Everybody’s Got Something To Hide Except Me And My Monkey』がある。
長ったらしいタイトルなのだが、名曲なのでコメントを少々。

イエロージャップと呼ばれた日本人であるヨーコ・オノと結ばれたジョン・レノン。
猿と結婚したと揶揄された。それをジョンは「僕たちは猿でも幸せな人生さ(超訳)」と、世間に対する返答を歌で返す。

きっとこのエピソードを知っていたのだろう、ジョニーよ!
風刺をロックンロールで返す!良いねぇ、キャロル!!

こんなことを書きながら、売れに売れた『ファンキー・モンキー・ベイビー』より、私は『ラスト・チャンス』を推したい。

こちらもロックテイストは十二分にあり、切ない男心を歌いながら、哀しみから明るい気持ちにさせてくれる。

シャンシャンシャンシャンッ
♪ Baby~♬
から始まり、、、

♪ 中途半端は辛いものだよ ♬

心変わりしてしまった、恋のお相手。
夢追う僕だけど、君のことも好きなんだ、と言わんばかり。
こんな相手なら元サヤに戻りたくなっちゃいますよ♬

現代と言いますか、永ちゃん世代から外れた男性にはもうウンザリ。
器の小さい男ほど、嫉妬・イジメ、言いだす勇気もなく陰口ばかり。
キャロルや永ちゃんを是非、見習ってほしい。

♪ Baby~ これが最後のチャンス ♬

彼女と会える、最後の時を思い浮かべる男。
女性の立場からしても、ご縁があったなら「最後までカッコイイ男」で居て欲しい。

♪ 恋が燃えつきそうな~♬

見定めって大事です。去り際を理解した男、シビれるぜ!
永ちゃん、50周年記念。台風でも、ロック!台風もなんのその。

永ちゃんに会うために頑張り、この日のために生きている人はいっぱい居ると思うんですね。

まだまだこれからも『永ちゃんという夢』に生きてる人を照らし続けてほしい。

続く。

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