しゃぶしゃぶ『しゃぶ辰』|西巣鴨で出会う、タクドラRicca絶賛の庶民派本格ランチ【豊島区・西巣鴨】
プロフィール
東京でタクシードライバー兼“マスク美人”のRicca(リッカ)です。
今日は、西巣鴨にある“地元が誇るしゃぶしゃぶ名店”、『しゃぶ辰』をご案内。
歴史散歩の途中に立ち寄るも良し、ランチであったまるのも良しな一軒です!
場所・アクセス
店名:しゃぶ辰(西巣鴨店)
住所:東京都豊島区西巣鴨4‑13‑15
最寄り駅:都営三田線「西巣鴨駅」A2出口から徒歩1分、都電荒川線「新庚申塚」から徒歩5分。
地蔵通り商店街の延長沿い、ローカル感あふれるエリア。
巣鴨駅から少し歩けば、地元感満載の食べ歩きスポットも豊富!
おすすめメニュー
今回は以下のランチセットを実食:
- 国産牛ロースしゃぶしゃぶセット(ランチ ¥??)
- 肩ロースしゃぶしゃぶセット(ランチ ¥??)
どちらも+αで「豚バラ追加(単品)」。〆には「つけ麺」「雑炊」「うどん」「ワンタン」「そば」から選択可です(つけ麺を注文)。
感想
お店の扉を開けた瞬間、「映画のセットか?」と思うほどの昭和レトロ感。
やさしいオバサン店員の案内で席につくと、すでに温かい空気感。
国産牛ロースは脂の甘みがほどよく、肩ロースも程よい噛み応え。追加した豚バラも驚くほどジューシーでした。
リーズナブルな価格で、本格派の味わいに大満足。
Riccaコラム
「西巣鴨」と聞いて、皆さんはどんなイメージを持ちますか?タクシー運転手の目線で言えば、“通り過ぎがち”な場所。ですが、そんなエリアに思いがけないグルメの宝石が隠れていると知ったのは、実は最近のことです。今回訪れた『しゃぶ辰』は、まさにその代表格。しゃぶしゃぶというと、銀座や六本木の高級店を思い浮かべる方もいるかもしれませんが、この店は庶民派の良心価格で、しっかり本格派。肉質の良さ、出汁の旨さ、店の雰囲気、どれも“気取らない贅沢”が詰まっています。
ランチの時間にふらりと立ち寄ると、地元の常連さんらしき方々や、ランチタイムを狙った近所のサラリーマンがちらほら。木のぬくもりあるテーブル、昭和レトロな店内、そしてほんのり漂う出汁の香り…。正直、扉を開けた瞬間に「ここは当たり!」と確信しました。
店員のおばちゃんの笑顔もいい。どこか下町のお母さんのような温かみがあって、つい「ただいま」と言いたくなるほど。
そしてお肉。国産牛ロースの艶やかさときたら、もう…。一枚一枚しゃぶしゃぶすると、脂の旨みがジュワッと広がって、幸せが口の中でダンスを始めます。肩ロースは、あっさりしながらもしっかりとした肉の風味が味わえ、追加で頼んだ豚バラがまた驚きのジューシーさ!「この価格でこんな質?」と、財布の中で小銭たちがガッツポーズしてました(笑)。
タクドラ仲間に話したら、「あそこ、行列できてるときあるよ」と言われて驚いたほど。私は幸運にも13時過ぎに行ったので、すぐ入店できました。店の雰囲気は、いかにも“昭和のしゃぶしゃぶ屋さん”という感じで、初めての方でも肩の力を抜いて過ごせるのが魅力です。
さて、ここからは少し小話を。
実は、しゃぶ辰を知ったのは娘の高校の同級生男子から。「オススメのお店あるよ!しゃぶ辰ってとこ」とサラッと言われ、私は思わず「何その響き、なんだか変にエロいじゃん!」と心の中で突っ込んでしまいました(笑)。
そこで彼曰く、「しゃぶしゃぶの辰だから、しゃぶ辰」…なるほど単純明快。ですが、名前だけでこんなに話題になる店もなかなかありませんよね。
肉をしゃぶしゃぶしながら、つい「この店名、誰が考えたんだろう?」なんてどうでもいいことを想像してしまいます。でもこういう“遊び心”こそが記憶に残るスパイス。まさか、店名から笑って始まるグルメ体験になるとは…食の世界は奥が深いです。
さらに言うと、しゃぶ辰はランチセットが驚きのボリュームで、最後の〆(つけ麺・雑炊・うどん・ワンタン・そばから選べる)まで存分に楽しめるのが最高。私は今回はつけ麺をチョイスしたのですが、しゃぶしゃぶの旨みがしみ込んだスープに麺を絡めると、これがまた中毒性のある美味しさで…箸が止まりませんでした。
タクドラとして日々街を駆け回る中で、こうした“隠れた名店”を見つけるのが楽しみのひとつ。西巣鴨は交通量こそ多いものの、観光スポットとしてはやや影が薄いエリア。だからこそ、こういう地元密着のお店で食事をすることで、街の温かさやローカルな魅力を知ることができます。観光で訪れる方にも、ぜひ寄り道プランに入れてほしい一軒です。
最後に…タクシー運転手をしていると、食事は時間との戦い。コンビニで簡単に済ませることも多いですが、こうやってきちんとした食事をゆっくり楽しむと、「ああ、今日も頑張ってよかったな」と心から思えるんですよね。しゃぶ辰は、そんな心とお腹を同時に満たしてくれるお店でした。次回は夜に訪れて、ビールと一緒に豚バラを楽しもうと密かに計画中です。
皆さんもぜひ、しゃぶ辰で“ホッとするしゃぶしゃぶ時間”を味わってくださいね!
お店の名前にまつわる小話
「お勧めのお店があるよ! しゃぶ辰ってとこ」
娘の高校の同級生(♂)がそう教えてくれました。彼は時々、妙に説得力のある発言をするんです。
食べ物の話ではなくて恐縮ですが、以前私は娘に
「“○ンボコ”って言うと、全然エロくなくなるでしょ!」
と冗談を言っていたら大変激怒されて、学校で友達に相談したらしいんですね。
すると、彼はこう答えたそうです。
「そうだね。一番エロい言い方は、やっぱり“○ンポ”だろうね」
……名言です(笑)。
そんな彼が久しぶりに会った際、「しゃぶしゃぶの辰=しゃぶ辰」という店をおすすめしてくれました。
“しゃぶ・・たつ”ではなく、しゃぶしゃぶの辰=しゃぶ辰 です!
ワンポイントアドバイス
ランチ営業は平日11:30〜14:00。12時台は地元サラリーマンや近隣住民で大混雑します。
狙い目は12時前か、13時以降のゆったりタイム。
〆メニューを楽しみたい方は、シャブシャブ後に+150〜200円で雑炊かつけ麺がオススメ。
まとめ
『しゃぶ辰』はただのしゃぶしゃぶ店ではなく、“地元が育んだ町中華”ならぬ“地元しゃぶしゃぶ店”。
昔ながらの昭和レトロな雰囲気と、本格肉が共存する、炭火でも鍋でもない“煮る文化”を支える一軒です。
観光でも、ちょっと寄り道ランチでも、Ricca的には“また来ちゃう”ボタン押しちゃった名店です。
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