【滋賀・彦根】四季を感じる城下町 ─ 湖東地域の気候と季節風
プロフィール
東京在住、マスク美人:Riccaです。
桜田十八烈士の子孫の婚籍の姪という因縁を背負いながら、なぜか彦根に強く惹かれています。
今回は「彦根の冬」「比良おろし」など、滋賀特有の気候と季節風に焦点を当て、城下町の魅力をお伝えします。
彦根の気候と冬の特徴
京都出身の美容師さんに「滋賀って雪が積もるんですよね」と言われ、改めて彦根の冬に興味を持ちました。
確かに、新幹線から琵琶湖沿いを通ると、滋賀だけ真っ白に雪化粧していることが多いのです。
読者からも「彦根の冬は雪が積もる」との声が届きます。
滋賀と琵琶湖の関係
滋賀県といえば琵琶湖。
ご当地番組でも「琵琶湖の水をあげないよっ」と県民が冗談交じりに語るほど、湖と県民の絆は深い。
地図を見ると、琵琶湖は滋賀県の中心に鎮座し、気候にも大きな影響を与えています。
滋賀のエリアと気候差
滋賀県は地域ごとに気候や風の特徴が違います。
特に湖東地域(彦根はココ)は、湖北ほど豪雪地帯ではないものの、冬は雪が積もり冷たい風が吹き抜けます。
県内は大きく以下のエリアに分けられます:
- ⑴ 湖北 地域
- ⑵ 湖東 地域(彦根)
- ⑶ 東近江 地域
- ⑷ 甲賀 地域
- ⑸ 湖南 地域
- ⑹ 大津 地域
- ⑺ 湖西 地域
東京で暮らす私には、関西の「季節風文化」が新鮮です。
季節風と「〜おろし」文化
関西人は「六甲おろし」「比叡おろし」など、風の名前を普通に話題にする文化があります。
滋賀では比良おろしや伊吹山おろしが有名で、冬の冷え込みはこの風の影響が大きいのです。
夕暮れの彦根を歩いた時、冷たく強い風が体を刺すようで驚きました。
旅の感想
私はまだ「秋の彦根」しか知らないのですが、冬の比良おろしを体感して、この街の厳しさと凛とした美しさを感じました。
井伊直弼も、この風土の中で育まれた気質や胆力を持って幕末を駆け抜けたのかもしれません。
Riccaコラム
滋賀の四季は本当に変化が豊かです。
春は桜と彦根城、夏は琵琶湖の涼しさ、秋は紅葉、冬は雪と季節風──。
この自然の中に立つと、直弼が見ていた彦根の景色が少しわかる気がします。
四季折々の彦根を訪ねる旅は、まだまだ続きそうです。
ワンポイントアドバイス
2月の彦根観光は防寒必須! 比良おろしや伊吹山おろしが冷たいので、手袋とマフラーは欠かせません。
積雪時は彦根城周辺の石畳も滑りやすいため、歩きやすい靴を準備しましょう。
まとめ
彦根は気候や風の名前一つをとっても独自の魅力があります。
琵琶湖と季節風が織りなす街の空気を感じながら、歴史散策と街歩きを楽しんでみてください。
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