喫茶店『デンキヤホール』|あんみつとタイムトリップ。タクドラRiccaが見つけた昭和レトロ【浅草・西参道通り】
プロフィール
東京タクドラ・マスク美人のRiccaこと、一寿 鞠花です。
日々の乗務で東京を走り回る私ですが、今日はちょっと足を止めて、浅草で時間旅行してきた話を聞いてくださいな。
場所・アクセス
『デンキヤホール』は、浅草寺の西側「西参道通り」にあります。
銀座線・浅草駅から徒歩約8分、つくばエクスプレス・浅草駅からならもう少し近め。
仲見世通りとはまた違う、ちょっぴり静かで地元感のあるエリアにひっそりとたたずむ喫茶店。
「電気屋?」と思わせる店名に反して、じつは明治時代創業の老舗純喫茶なんです。
おすすめメニュー
名物は「ゆであずき」や「あんみつ」、そして「オムマキ」なる不思議な軽食メニュー。
私は「あんみつ」と、見るからにふっくら焼きあがった「ホットケーキ」をいただきました。
器はどれも昭和のまま、しっかりと重みのあるガラス器で、懐かしさがこみ上げてきます。
味は、派手さはないけれど、ひと口ごとにじんわりと染み入るやさしさ。ああ、こういうのが「ごほうび」って言うんだなぁ…
感想
古い天井、木のカウンター、ラジオのようなBGM。
それだけで十分ドラマチックなのに、お店の方がとても穏やかで居心地よく、ついつい長居してしまいました。
お店に入った瞬間から、まるで自分が映画の登場人物になったような不思議な感覚に包まれました。
観光地の真ん中にありながら、ここだけ時間がゆっくり流れているような、そんな空間。
Riccaコラム
小学生のころ、近所の年配の方が言っていたんです。
「電気屋のかき氷はうまいんだぞ」って。
あのときは、電気屋がかき氷?と笑ってたけど、大人になってこうして訪れる日が来るとは。
あの一言が、ずっと記憶に残ってたんですね。
そして、今ようやくわかったんです。あれはデンキヤホールのことだったんだって。
懐かしさって、時々しんみり胸に刺さりますよね。
でもこのお店は、そんな想い出にやさしく寄り添ってくれるような、そんな場所でした。
ワンポイントアドバイス
観光地にありながら、地元のお客さんも多いので、午後は意外と混雑することも。
ゆったりとした雰囲気を味わいたい方は、午前中かお昼過ぎの早い時間がねらい目です。
メニューは和風甘味から軽食、ドリンクまで揃っていて、おひとり様にもぴったり。
まとめ
『デンキヤホール』は、浅草の喧騒から少しだけ離れた、心のよりどころのような喫茶店。
時代を越えて愛されるのには、ちゃんと理由があるんですね。
観光に疲れたら、ふと立ち寄ってみてください。
きっと、今日の浅草がもっと好きになると思います。
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